2014年9月10日水曜日

9月9日は「救急の日」救命講習

9月9日は「救急の日」

という事で平泉駅前のお店の方々と一緒に
普通救命講習を受けました

一関消防署の方々に来ていただき
リーフレットを見ながら心肺蘇生法などの説明を受けます

119番に電話をしてから救急車が到着するまで
平均で8分かかるそうですが
人間は心肺停止してから3分で生存率が50%下がってしまうそうです

救急車が来るまでの8分間
どのように対処するかで
その人の運命が決まってしまうのかもしれない

そう思うと少し怖いような気がしますが
ちょっとの勇気で誰かの命を救えたら
すごい事ですよね

皆さん真剣に聞いていました
 約30分の講習を受けた後
駅前の広場に出て実技をやってみます

既に下校途中の小学生が心臓マッサージの練習中
子供のうちにこういう機会に触れておく
いい経験になりますね
 
説明を受けながら最初に消防署の方のお手本を見ます

順番を頭に入れるのだけでも必死なのですが
さすがプロは的確かつスピーディ
思わず見入ってしまいます

今度は実際にやってみました

呼びかけて反応を確認する
周囲に助けを呼んで救急車とAEDを頼む
6秒で呼吸を確認する
胸骨圧迫を30回繰り返し気道を確保して
人口呼吸を2回する

・・・という流れをやってみました

見ているのと違って
胸骨圧迫を30回繰り返すのは結構大変・・・

5センチは沈むくらい圧迫しないといけないそうで
思っていたよりも強い力が要りました

次にAEDの取り扱いについて説明を受けました
設置してあるAEDはよく目にしますが
中を見たのは初めてです

中に入っている2枚のパッドを胸部に貼りつけます
電気ショックを与えるわけですから
素人が扱って大丈夫なのかなと
ずっと思っていたのですが
本当にその人は電気ショックが必要なのか
AEDが心電図を自動で解析して判断してくれるのだそうです

正常な人や
完全に心肺停止した人には反応しないようになっているので
本当に使っていいのかなんて迷わずに
ここまでできるというわけです

・・・AED、すごいな

これも実際に触れてやってみました
対角線上に心臓を挟むようにパッドを貼りつけます
万が一
あれ?パッドどこに貼るんだっけ?なんて忘れてしまっても
パッドに貼る位置が書いてあるので安心
これは私たち観光協会スタッフが最も使う確率が高いであろう
平泉駅構内に設置されているタイプと同じAEDです

ふたを開けて電源の入り方や
電気ショックのボタンの位置等を確認しました
ペースメーカーの方にAEDを使ってもいいのか?
AEDは1回使ったらもう使えないのか?
パッドは服の上からつけては駄目なのか?
子供の場合は?
吐瀉物があった場合人工呼吸等どうしたらいいのか?
AEDは個人でも買えるのか?

折角の機会なので
皆さんいろいろ質問していました

答えが気になる方は
救命講習を是非受けてみましょう(^_^)/

最後にもう一度一連のお手本を見せていただきました

もちろんこんな状況は起こらない事が一番いいのですが
いざという時の心構えが少し出来た気がしました