2013年2月5日火曜日

「黄金の升」といったら達谷西光寺 節分會です!

    2月3日(日)、達谷西光寺(毘沙門堂)で午前10時より節分會が執行されました!

        
      



             まだまだ行事について知らない事が多い私・・・
       お邪魔する前に少し節分會の勉強をと思っていたのですが・・・
       そんな事を考えいる間に!!!すでに時間は10時前!!!!

             車で急いで達谷西光寺へ向かいましたが・・・
            駐車場に着くと、すでに駐車場はいっぱいでした!
              勉強不足な私、やはりまだまだです・・・
   お車でいらっしゃる際は、雪が路面に残っておりますので、お気を付け下さいませ。


        (※平泉駅から達谷西光寺までは、片道約5.7キロ、車で約10分です。)
         (駐車場は約30台で、大型バスは約2台駐車出来ます。)



着いて時間はすでに10時・・・
毘沙門堂ではすでに法要が行われておりました。
中では厄除けの御祈祷も行われております。

毘沙門道の階段を登り一歩堂内に入ると、
静かに目を閉じている方、手を合わせている方、じっと見つめている方・・・
 僧侶の読経に包まれ、外とは違う空気があります。

(人数は限られますが、一般の方も毘沙門堂の中にはいり、近くで法要をご覧になることが出来ますので、お越しの際は是非少し早めにいらしてみて下さい。)


お堂から外を眺めると、外でも皆心一つ、見守っていらっしゃいます。



そして法要が終わると一旦、豆をまく方々以外はお堂を後にします。


                   毘沙門堂の下で待っていると・・・
                       黄金の升を持って、
    巳年のお子さん達を始め、厄年の大人の方など10名が高欄へ出て参ります。
  
                  升は少し重くなっておりますので
              大人の方が「黄金の升」を使って豆まきされるようです。



と、ここでですが・・・
西光寺の節分會で使われております、
「黄金の升」ですが、
こちらは2010年から使われております。
33年に一度の毘沙門堂御本尊ご開帳に合わせてこの升が新調されたそうです。
大きさにも意味があり・・・
「ますます繁盛」に掛けての2升半だそうです☆



                そして・・・3日は天気も良く、晴れておりました。
                      高欄を太陽の光が照らし、
                     黄金の升が光を受けているのを見て、
                 あっ、と前に聞いたそんなお話を思い出しました。


                  元気な掛け声で豆まきは始まります。


                 お豆(落花生)は約75㎏とのことで、
          「こんなにいっぱい!!ひろえたー!!」っと拾ったお子様は、
      嬉しそうに一緒にきたおじいちゃん、おばあちゃんに見せておりました☆

           確かにみなさん、袋いっぱいに拾っておりました・・・すごい!



                 そんな笑顔いっぱいの輪の中をのぞくと・・・、
                       神事をおえた僧侶が、
             一枚ずつ手渡しで御札を皆様にお渡ししておりました。
                   一人一人に手渡しして頂けるなんて
             さらに御札のありがたみを感じるものですね(嬉泣)




豆まきが終わると、御供所で直會(なおらい)が行われ、
お神酒・ミカン・お餅をいただきました☆

(御供所は門をでて左手にございます。)



皆集まり、先ほどまで一生懸命天に延ばして冷たくなっていた手をあたため、
お神酒でお顔をポッと染め、頂いたお餅で体の中から元気になります☆
(お神酒は仕事中との事もありお気持ちだけ頂き・・・お餅を2回も頂きました!)



心のこもった手作りのこちらのお餅は・・・

豆まきの「豆」にちなんで納豆と糖蜜きな粉
(枝豆でできたきな粉なのでとてもキレイな緑色でした)
の2種類とのことです。



          カメラを持つ手が真っ赤になっていたのも忘れるほど
     この節分會に魅了されていましたが、気がつくと全てが温かく
              心も・・・お腹も、みたされておりました。

        節分會は午前10時に始まり約1時間から1時間半行われました。

           節分と聞きますと華やかさをイメージしますが、
         真っ白な雪の中、光に照らされた赤い毘沙門堂がうけ放つ
               その温かみへと手を延ばすような・・・
         それがここの節分會だけの魅力なのかなと・・・感じ、
                 達谷西光寺を後にしました。


       冬季間は平泉駅からの達谷西光寺までのバスが御座いませんが、
         お車で約10分、タクシーですと、片道約1800円くらいです。



             是非、皆様のお越しをお待ちしております☆