夜の毘沙門堂は、普段見る姿とはまた違った美しさ。
ちらつく雪と相まってとても幻想的でした。
どんと祭が始まる前に毘沙門堂へおまいりさせていただき、
おみくじを引いてみますと・・・
「小吉」でした。
和やかな心を持ち、人に尽くしなさい。
そういう言葉が記してありました。
・・・頑張ります。
間もなく神事がはじまりました。
節のついたような独特な読経に寒さを忘れてじっと聞き入ってしまいました。
おみくじの言葉どおり、心が穏やかになるようです。
また時折お経の中に「坂上田村麻呂公」、毘沙門天を指す「多聞天」と聞こえます。
・・・これは達谷窟ならでは。
大変興味深いですね。
そして集められた正月飾りや古い御札等に火が入り焚かれます。
煙を仰ぎ見ながら1年の息災を祈りました。
神事がおわって御札をいただき、御供所の直会にて厄払いのあら汁をいただきました。
身も心もぽかぽかに温まりました。
ありがとうございます!
皆様にとりましてもよいお年になりますように。
雪に映える朱の毘沙門堂は今の時期しか見られません。
皆様是非お越しください。