本堂に入ってすぐ右側の大きな屏風に書かれた力強い書が目を引きます。
この期間中、金澤翔子さんとお母様が在寺しておられ、気さくに一緒に写真を撮っていただいたり、お話しを聞かせていただいたりしました。
今回の書の多くは、お経を書かれていました。
翔子さんは今回の書のほとんどを1日で一気に書き上げたそうです。
翔子さんは文字の意味を自分なりに理解をしないと書けないそうで、理解するのにかなりの時間を要するとのことをお母様からお聞きしました。
お経の書は、小さいときから練習の時に書いていたものが多かったので、すんなり書けたそうです。
この宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の書は3日かけて書かれたものです。
文字の1つ1つ、言葉の1つ1つを、時間をかけ意味を理解しているからこそ、このような人の心に強く響く文字をかけるのでしょうね。
今回の書品展は11日から14日までの4日間でこの日は最終日でしたが、大変貴重な展示を見る事ができました。